【コラム】突然訴状が届いた!さてどうする?

先日,弁護士にいつ相談するべきかについて書きましたが,
今度はもう少し切羽詰まった段階について書きたいと思います。
 
  裁判所から突然通知が来ると,誰でもドキッとしますよね。
  しかも「訴状」には自分が「被告」と書いてあったりすると,誰でもいい気はしません。
 
  お客様の中には,『「被告」というと,それだけで何だか悪いことでもしたかのような気になります』とおっしゃる方もいます。
  きっと,刑事事件の「被告人」のイメージがありますから,それと近い感覚なのかもしれません。
 もちろん民事事件の「被告」は犯罪とは関係なく,単に「訴訟の相手方」という意味にすぎません。
 
  訴状が届いたらどうしましますか?
 
  はい,まずは中身を読みますね。当たり前です。
 
  誰から(原告)何を(請求内容)訴えられたかももちろん大事ですが,最初に確認していただきたいのは,
 「どこの裁判所」で「第1回期日はいつか」の2点です。
 
 
  第1回期日は,訴状が届いてから大体1か月後が多いです。
ご自身で対応できる事案であれば,ご自身が出頭されても良いのですが,
それでも一度は弁護士に相談されることをお勧めします。
方針や裁判の注意点等,ご自身が気がつかなかったことも色々教えてくれると思います。
 
 
  弁護士に相談するときには,1か月後の期日でも,準備のためできればすぐに連絡してほしいところです。
  知っている弁護士がいれば,とりあえず電話だけでもしておきましょう。
特にご存じの弁護士がいなければ,インターネットで検索すれば色んな法律事務所が出てきますので,
ご自分に合ったところに相談してみましょう。
 
  あいにく,相談した弁護士が第1回期日に都合がつかないときも有ります。
そんな時は,書面(答弁書)を出しておけば裁判を欠席できる制度もあります(「擬制陳述」といいます)ので
大丈夫です。
ただ,擬制陳述をせずに出席した方がよい場合もありますので,
どうするかは担当の弁護士に確認しておくと良いですね。
 
  また,裁判がご自身が住んでいる場所から遠方の場合には,
その裁判所に近い弁護士に依頼した方が良い場合があります。
裁判所から遠い弁護士ですと,「出張料」だとか「日当」として,
通常の料金に加算される場合がありますので注意してください。